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50代
 健康診断の結果が気になる年齢だと思います。
血糖値、コレステロール、血圧・・・・etc。
どれも、正常範囲であるのが望ましいのですが、とりわけ問題になるのは血糖値ですね。
この年齢で、糖尿病を指摘される人も少なくないと思うのです。
「多少、血糖値が高いくらい、何でもない」と、軽く考えてはいけません。
サイレントキラーと言われるように、じわじわと体を蝕み、やがて、重大な合併症を引き起こすのです。
 この怖い糖尿病、実は歯周病と因果関係があるのです。
糖尿病が進むと、免疫力が弱まるので、歯周病菌に犯されやすい。
ですから、歯周病は糖尿病の合併症ですが、同時に糖尿病を悪化させる一つの要因でもあるのです。
何故かと言うと、歯周病になると血液中のTNF−αという蛋白質が増加するのですが、このTNF−αはインスリンの働きを妨げる作用があるのです。
ですから、糖尿病と歯周病はタッグを組んで健康を害しているのですね。

当医院では、歯周病の検査から入り、ガイドラインに基づいて治療を進めますが、お体の状態もお伺いしております。

糖尿病も歯周病も経過の長い慢性疾患です。

力を合わせて頑張りましょう。
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